2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

にっかん考現学No.12

新シリーズのにっかん考現学は、1日から始め、今日が第12稿である。 原発廃絶に向けての国民的キャンペーンが起りつつあり、それを機にこの日本列島も2周回半遅れの君主政体から脱して、先進国並みの市民社会の達成へと進む兆しがあるようだ。 そのよう…

にっかん考現学No.11

にっかん考現学は1日から始めたシリーズで、本稿は第11回である。 直前の第10稿で、原発の去就についての国民投票実施を述べたが、今日はその補足説明を行う。 まず、国民投票は、言葉のみあって。日本列島の現行法規には、全く存在しない。 では、立法機関…

にっかん考現学No.10

この「にっかん考現学」は、3月1日から始めた新しいシリーズで、本稿が第10稿である。 3.11の悲劇から既に2年目に入ったが、こと原発についての基本姿勢がどうなって行くかが、已然としてはっきりしない。 フクシマで起きた人災事故は、炉心付近の実態把握も…

泉流No.84 彼岸白

* 今朝もまた 雪の舞いたる 彼岸過ぎ 〔駄足〕 世上よく聴かされたコトバに。 暑さ寒さも彼岸過ぎ・・・・があった。 農事暦の一つかもしれない。列島各地を転々として来たので、一つの教えをもって。どこでも通用させるのは危ない事を心得ているものの、さ…

にっかん考現学No.9

1日に始めた新シリーズ9日目・第9稿である。 3.11の悲劇、それは地震・津波が襲うような場所に、原子力発電所を設けた愚に起因する。 その愚かさは、大から小まで様々だが。これもまた、いささか廻りくどい事であるが、一々列挙する。なお、進行番号は、前…

にっかん考現学No.8

1日から始まった新シリーズの8日目・第8稿である。 前稿で書いたことを繰返す。 フクシマに限らずだが、この国の原発はすべてアメリカから押付けられたものだ。と決めつけた。 この国の困ったものの考え方が、如実に露呈した結果。原発は、据付けられ・稼…

にっかん考現学No.7

1日から始めた新シリーズの7日目・第7稿である。 既に2年目に入ったが、3.11の人災の爪痕は、アト30年かかるのか?否、この地球=生物生命圏にそぐわない、核エネルギーなる仕組に突っ込んでいる以上、地球時間で決着をみるには、宇宙時間でのオーダーで…

にっかん考現学No.6

1日から始めた新シリーズの6日目・第6稿である。 3.11のうち人災とされる原発災害は、スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマと来て。3度目の大惨事だから、21世紀最大の大規模な方針転換ポイントとなるかもしれない。 そして同時に、21世紀レベルどこ…

にっかん考現学No.5

1日から始めた新シリーズの第5日・5稿である。 さて、受信だけしかない一方通行・在来型メディアは、東日本災害の1周年報道オンリーに傾いて、朝から晩まで垂れ流し状態だ。 ワン・パターンにして、ワン・サイドの採上げ方。この国が著しく形骸化に向うこ…

にっかん考現学No.4

1日から始めた、新しいシリーズの第4日・4稿である。 教育されて、つまり国民教育されて国民となる。その当り前の状態に対して、何らの疑問を持たない状態に、いつまでも留まり続ける。 それではいけないのだが、そう想わない人。気付のない人に気付かせる…

にっかん考現学No.3

1日から始めた新シリーズの3日目・第3稿である。 地球のどこかに起ったことは、遅かれ・早かれ、すべての人に漏れなく累が及ぶ。そのことを我々は、忘れがちである。 列島人が、観ても観ぬ振りをし、おかしいと想っても声を飲み込み、少なくとも言い出し…

にっかん考現学No.2

今月1日に始めた新シリーズの2日目・第2稿である。 今日も3.11の事を書く、間もなく1年だが。我身に照らせば、あくまでも間接的立場でしかなく、事実上無被害だが、心が落着かない。 うまく言葉にならないが、沖縄基地と原発汚染とは、全く同じ構造であり…

ニッカン考現学No.1

今日は、2012年3月1日、昨年のこの月に起った事に因んで、新しいシリーズを始めることとした。 その出来事は、2つに分けられる。 1つは、とても大きい地震と津波。地球史規模の大きなスケールの地球事象であった。 残り1つは、それに付随して起きた原発トラ…