2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

高尾山独吟百句 No.16 by左馬遼嶺

ゴミ出しも 少しラクなり 雨水ころ 〔駄足独語〕 ゴミ出しは、ゴキブリ亭主ならぬはみ出し男がこの数年超も、否、気が遠くなるほど長いこと担当している家事分担である。 持病が悪化したことをもって、70歳も過ぎてから不慮の転居となり。今の下駄履き長屋に…

もがみ川感走録第57 西郷南洲・続

南洲翁遺訓の創出〜刊行に、鹿児島の地から遠く離れた旧・鶴岡藩の主従が大挙して関わっていた。 何故庄内びとは、そのような振舞に出たのであろうか?その背景を知るために、西郷隆盛の詳細な行動を押さえてみた。 慶応4・1868年9月27日に庄内藩は、官軍に…

もがみ川感走録第56 西郷南洲

この冬は、雪の降りようも大気の寒さも、例年になく厳しい。本格的な冬であった。 しかし、ついに節分だ。 待焦がれた春は、暦の上ながらも、もうそこに迫っている。 この過ぎようとする冬の間、吾が身は何をしていたかと問えば、身を動かすとも怠り。 ひた…