2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北上川夜窓抄 その37=菅江真澄・番外 作:左馬遼 

北上川の川面を眺めつつ舟を浮かべ、川の畔を辿り歩いた人たちの評伝を探るシリーズ。菅江真澄編の第4編だが、前稿までに本筋は述べ終わったので、本稿は番外編である。 江戸中期、三河人が東北・北海道までやって来て、遂には秋田の地で最期を迎え、一度も…

高尾山独呟百句 No.11 by左馬遼嶺

大空に 入道出でて なに思う 〔駄足呟語〕 当地の梅雨明けは、つい先日他の地域に少し遅れて、知らされた。 当面の空模様が、早晩に雨がちに転ずるのは、台風5号の影響であろう。 台風発生が、7月中に2ケタ台に近づくのは、気象統計的に、希な事象らしい…