2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

おもう川の記 No.18 大川と天海僧正

阿賀野川の上流たる阿賀川本流の続編である。 阿賀川は、会津盆地の中心部を流れる川、土地での呼び名は「大川」である。 今日は、その大川が育んだ人物を語ることとしよう。 その名は、天海(てんかい)。 生地は、会津高田と言われる。 ”あいづたかだ”駅は…

か麗の島 No.19

老年男の”なんで今頃訪ねるか?”台湾訪問記である。 このシリーズもそろそろ終るが、今日のテーマは前稿に引続き、 台北にある名湯=北投温泉、 その温泉の妙なる効能の1つと噂される北投石を語る続編である。 温泉が発見されたタイミングと言い、北投石か…

おもう川の記 No.17 大川・概観2

阿賀野川の上流=本流である阿賀川の続編である。 前稿で、川としての地理外観を採上げた。 会津盆地の中心地域を流れる川であり、それ故に「大川」と呼ばれた背景もそれなりに理解することができる。 今日はその第2稿だが、、、『あががわ』なる音声から、…

か麗の島 No.18

吾が台湾訪問レポートも、間もなく連載20回の大台を迎えようとしている。 今日は、第4コーナーに当る北投温泉にまつわる話題 「放射能鉱石である北投石」についての続編である。 前回は、福島第1原子力発電所<=略称F1>の事故をめぐる今日的な見解を披瀝…

おもう川の記 No.16 大川・概観1

未だに大河・阿賀野川水系の川面を眺めている。 今日から上流・本流の阿賀川である。 既に書いたことだが、阿賀野川の名称は、日本海河口から遡り・新潟県境まで。そこを超えて福島県内に入ると、その名を阿賀川と変える。 阿賀野川は、列島上位10位以内のラ…

か麗の島 No.17

台湾訪問記・北投温泉入浴編の続きであるが、温泉は台湾の首都台北市内にある。 なお、台北のすぐ北にある陽明山国家公園は、休止状態に入った火山地帯の内である。 放射線を発する北投石は、同公園内の北投渓谷などから産出し・輸出される。 一般に宝の山な…

おもう川の記 No.15 只見川・概観3

阿賀野川の支流を未だウロウロしている。今日は第7節うちその上流・只見川を語る続々節である。 前稿で、只見川なる川の名前は、辰巳に由来するのではないかと。極めて牽強付会なる自説を展開したが、未だに意を尽くせてない気がするので、少し補足しておき…

か麗の島 No.16

北投温泉入湯記の続きだが、前稿の予告に基づき温泉と核物理学との間について論じたい。 北投温泉と秋田県玉川温泉とに共通する効能は、ラジウム鉱石に由来すると言われる。 ありていに言えば、温泉の効能など、1つに帰すべきではない。 信仰に近いものまで…