2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

おもう川の記 その5 荒川流域の中世

今日もまた荒川の続々編である。 メインテーマは、山形の川である最上川あれこれと決めてあるが、隣の地=新潟の川である荒川の稿で激しくダッチロール状態が続く。 我ながら困ったものであるが・・・致し方ない。 前にも書いたが、最上川の源流地帯は「民俗…

か麗の島 No.6

前稿で、縄文人と台湾先住民との近縁関係を述べたが、今日はその続編である。 独木船(まるきぶね)の素材は、列島周辺の出土例によれば、日本海側が杉材であり・太平洋側が樟材となっている。 では、何故そうなるか?だが。よく判ってないと言うのが、正し…

おもう川の記 その4 荒川に見る地名の歴史

前稿で山形・新潟の両県を流れる荒川のことを書いた。 メインテーマは別にあるから、すんなりそちらに行くべきだが、、、、 割り切れないので、荒川の続編を片付けておきたい。 荒川・音は”あらかわ”だが、川の名は「荒れる・暴れる」に由来すると一般に解さ…

か麗の島 No.5

今日は前稿で予告したとおり、台湾先住民・列島縄文系人・列島弥生系人・相互間の近隣関係を述べる。 人類の生活文化は、基本的にその土地の持つ基礎的属性に逆らうことはできない。 列島の気候は、モンスーンである。 モンスーンがもたらす高温・多雨は、水…

ジジィ専科 No.5

* ソチも来て こそあど会議の 開催だ [じじぃのヨコ睨み〕 冬季オリンピックも中盤だが、日本勢の活躍もそこそこの成果で推移している。 メディアの焚付けに乗りやすい国民性は、実に困ったものだが、、、、これはメダルにあらざれば、努力として評価しな…

おもう川の記 その3 荒川・概観

先月から書きはじめたシリーズだが、本来のテーマである最上川には、なかなか到達しない。 おそらく最上川そのものが、スネーク・リヴァーだからであろう。 現実の吾が取材の旅もそうであった。 意図せぬ蛇行を何度か繰返したが、未だ米澤の手前でウロウロし…

ジジィ専科 No.4

* ワッ凄い リケジョおぼかた 大発見 ダーウィンに並ぶ ミレニアムターン [爺ぃヨコ睨み〕 昨今は、官営放送人事も間接選出首相の活発な影響力でもって選出されるらしい。 まあ結論を急げば、選ぶ人と選ばれる人とは似たような品格の人物となろうから。 日…

か麗の島 No.4

前稿では、日本列島の基層となった文化の1つに北から伝わった要素があったはずであると論じた。 今回は、南と北の両要素を論じることにしよう。 今日の話題は、日本列島人のルーツである。 格別耳新しいことはないが、簡略化に留意して述べることにしたい。…