2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

にっかん考現学No.74 信使よも7

朝鮮通信使と言えば、江戸時代と世上では思っているようだが。厳密に言えば、それは誤りである。 江戸幕藩体制は鎖国によって維持されたとイメージする人が多いが,これも正しいとは言いがたい。 鎖国なるコトバ自体=明治的イデオロギー色が強い。いかにも…

じじぃせんりゅう No.6

* 空がなる 明治のシステム 破綻した [じじぃのヨコ読み] あまりに当たり前のことで,言い出しにくいが。 人生はまさしくままならない。 話題は一転するが、北陸の天気はおそらく今頃が最悪のようだ。 例年のとおりグズついているのだろうが、環境悪化か?…

じじぃせんりゅう No.4&5

* 雨に風 カミナリ小僧が 運動会 爆音ブチ撒く おおヨコ走る * 大屋根を バリバリどつく バカ誰だ カミナリ小僧 霰投げんナ [時事のヨコ読み] 北陸は、もう眠る頃となった。 首都圏の小春日和とは正反対の空模様である。 それも今日で既に3日である。期待…

にっかん考現学No.73 信使よも6

信使よもやま話は9月から始めた、通信使を日韓間で派遣するに至った背景・事情を考察するシリーズだが。今日の第6節は、シリーズ第1稿=No.68で掲げた5つのキィーワードの第2語=「応永の外寇」の続編である。 室町幕府第3代将軍=足利義満(よしみつ 1…

じじぃせんりゅう No.3

* 寒さ来た 原発難民 偲ばるる [時事のヨコ睨み] 2013年も残り2ヵ月を割り込んだ。メディアの報ずるとおりに、当地の天候は推移している。 その昔天気予報の当たらざるをモジって、「てんきアホウ」などと揶揄する声があった。最近はよく当たるから、まさ…

にっかん考現学No.72 信使よも5

通信使よもやま話シリーズは,9月29日=No.68稿から始まった。 「通信使」は日韓間における外交使節として14〜19世紀(列島では室町幕府〜安土桃山〜江戸幕府の時代だが・韓半島では一貫して李氏朝鮮時代であった)を通じて断続的に来日した。 このシリーズ…