にっかん考現学No.6

1日から始めた新シリーズの6日目・第6稿である。
3.11のうち人災とされる原発災害は、スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマと来て。3度目の大惨事だから、21世紀最大の大規模な方針転換ポイントとなるかもしれない。
そして同時に、21世紀レベルどころか、より大規模。
つまり技術史上の大転換をもたらした、契機的事件として長く記憶されるかもしれない。
実はまだある。人類災害史において、さらには社会科学史においても、稀な大規模転換あるいは大変革思想を拓くキッカケとなるかもしれない。
果たして、東電の招いた失敗は、スリーマイルやチェルノブイリの過去に学ばなかった怠慢と過失に由来するものか?
それとも、原発なる固有のシステムに内在する不可避の欠陥に由来するものか?
いずれなのか?いずれでもあるのか?
そのことを全地球規模で、全市民共通の関心事として、明らかにした上で、共有認識とする必要がある。
核兵器の削減の事業もしくは廃絶のための事業。
これは核を保有する大国の進行途上にある軍事政策だが。それに加えて、ここに新たに民生目的の核利用をも全面廃絶に向うことになろう。
『地球より永遠』に、核を葬り去る。
その大業を人類は、しっかり果すことができるだろうか?
一度誤って、開けてしまった。パンドラの箱を、宇宙空間の遥か果てに。放り投げ捨てて、2度と戻らない。
そんな叡智を実現する、、、、それは夢ではない
すべての生命体の平和のために、勝取りたい夢だ