2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

泉流No.8 大変だ

* 北ハクマ 南はグレン こりゃ大変 〔駄足〕世界一短い詩であるこの泉流も、今のところインターネット経由だと眼から入るが、言語は口から耳へと空気を媒体とするのが,本来の伝播経路である。 そこで、狙って漢字表記を避け、北はハクマ、南はグレンと二重…

泉流No.7 阿呆カゼ

* 風吹けば 桶屋が儲かる アホ話 〔駄足〕 過ぎた週は、連日の降雪で家の周囲の雪掻きに忙しかった。 他方で、耳を驚かすメディア・シーズもあった。 国債の格付け引下げと各地のミュージアム切捨ての二つである。 国債を持てるほどの蓄えも無いので、格付…

泉流No.6 雪みち

* 青に青 それでも急ぐな 雪の道 〔駄足〕春の到来が待ち遠しい。 北陸の冬は、空一杯に暗い雲があって、いついきなりボタ雪が落ちてくるか判らない。そんな日が幾日もイクニチも続く。 フト振返ったら、この5日ほど連続でもう6〜7回雪掻きをしていた。…

泉流No.5 やまどり

* 雪の原 黒いやまどり 進みゆく 〔駄足〕 この冬は、とにかく寒い。加賀平野は概ね白い状態が続いている、近年では珍しい景観だ。所謂根雪と言う状態である。 異常気象と片付けるのは、メディア一流の単元化手法であって、愚民受けを狙った拙速ことばだ。…

泉流No.4 松外せ

* 松はずせ ヒゲ剃りたらいに 芹が浮く 〔駄足〕IT革命進行中で身の廻りにユビキタス環境が形成されつつある。 籠り暮らしが常態化すると、何が寝正月なものか?年がら年中 「こもりくの初瀬の・・・・住人」状態だ。 寝正月なる言葉も間もなく死語化するで…

泉流No.3 官製シャット街

* カネザワは 昔トノ藩 いま役所 〔駄足〕 新しい年は、雇われ人生リタイヤの後5度目の初春に当る。 この歳になると,格別新年の抱負も期待も無い。日頃心がけることと言えば、省資源・省エネルギーの生活に徹することくらいだ。 具体的には、なるべく出か…

泉流No.2 違い夢

* 珍しく 一字違いの ユメを見た 〔駄足〕 この年齢になるとユメを見ることはほぼ無い。年に数えるほどあるかないかだ。 かと言って、それほどよく眠っているわけではなく、朝が早く明けるか、スムーズに寝つければよいと念じていることが圧倒的に多い。 元…