2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

閑人耄語抄−11ならびに12

No.11 フジ未だ くりから峠 キリ咲いて 〔自註〕 この月の半ば、関東からの帰りに、列車の窓から見た風景である。たまたま眼を車外にやった時、倶利伽羅峠を通過していた。フジの花だろうと頭の中は言っているが、眼から来た情報と照合できなかったせいか、…

閑人耄語抄−10

No.10 ひゃっきんや アンフェア・トレード ジャングルしょう 〔自註〕 思いつきをそのままに、熱いうちに吐出す。詩とは、そのようなものだろうか?腫れ物のように、時も所も弁えない。人とは、そんな存在だと、、、 前置が長いのが自註らしいか?? ひゃっ…

閑人耄語抄−8ならびに9

No.8 古代染め 匂いゆかしき フジの花 〔自註〕 フジの花が咲いている。目立たない花色だが、思わぬ高さに纏まって咲く花群を、時に山路を歩いていて、ふと気がつくことがある。 公園や神社でも見かける花だが、蔓で伸びる性格の木だからか、中心には無い。…