2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おもう川の記 No.14 只見川・概観2

今日も阿賀野川の続編=第6節<そのうちの上流・支流=只見川の続稿>である。 支流に関する記述が、続編に及ぶことは珍しいことである。 筆者の詰らないクセに付合う読者の気苦労については、この際考えないことに致したい。 平凡社・歴史地名辞典・福島版…

か麗の島 No.15

北投温泉にまだいるが、前稿で紹介したそれとは異なる。 別の日に、まったく新たなる気持で、新しい温泉を目ざした。 渓谷の谷底に近い方の、男女別浴・裸浴の方の温泉である。 銭湯よろしく入口に木戸銭男がいる。 入浴料を払ってから、フラットな奥にスー…

おもう川の記 No.13 只見川・概観1

阿賀野川の続編=第5節である。 今日は、最も河口から遠い上流=支流である只見川について書く。 源流地帯は、かの有名な尾瀬である。 尾瀬には何度も行っている。正しく言えば、何度行っても新しい発見がある、飽きない楽しさを秘めたポイントだからこそ、…

か麗の島 No.14

昨年の秋に行った台湾旅行の記録である。 1週間ちょっとの短い駆け足旅のうちに、3ヵ所4つの温泉に入った。 今日は、誰もが知る北投<ペイトウ>温泉・入浴記である。 ここでは1つの地域内にある2タイプの湯に漬かった。 それぞれ日を分けた日帰り風呂…

おもう川の記 No.12 阿賀野川と新潟港・蒲原

阿賀野川の続編=第4節である。 今日は河口である新潟の時空を概説する。 ”新潟市は阿賀野川の河口ではないよ”=誤った記述だ、と指摘されそうだが・・・・ そのことは前稿第3節で書いたが、繰返す 江戸時代半ばの享保30年(1730)新発田藩(しばた)は、…

か麗の島 No.13

阿里山の大木の話=続編である。 台湾の高山帯に残る、樹齢2千年を超えるとてつもなく大きい巨木群。 一度切倒してしまえば、その生育環境からして、再生はおそらく不可能であろう。 とすれば、そこに鉄道を敷き・切出したことは、かつての日本帝国主義が植…

おもう川の記 No.11 阿賀野川の全流方位線

阿賀野川の続編=第3節である。 迂闊にも取りかかってから、如何にも大河であることに改めて気がついた。 歴史地理事典などによれば、支流が140以上もあるとか。 となれば、戦略眼を持つべしと、考えが変わった。 3節に来てから何だよ。遅過ぎるじゃないか…