2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

もがみ川感走録 第3 港町・酒田

もがみ川は、最上川である。今日は第2節 例によって、端に立って、もう一方の端を考えてみる。 こっちの端は、河口である。 最上川と日本海の接点に当る河口の街を酒田と言う。 日本列島有数の港である。 港すなわち川口である必要は無いが、酒田の場合は大…

おもう川の記 No.25 阿賀野川と北前船

阿賀野川編の続編である。 直前の稿で飯豊山を採上げたが、福島・山形・新潟3県に跨がる長大な連峰であるし。阿賀野川の有力水源でもあるから、阿賀野川編に含めておさまりがついたと思う。 この阿賀野川編もそろそろ終盤である。 そこで、今日から阿賀野川…

もがみ川感走録 第2 川の名とは?

はじめの章 もがみ川は、最上川である。 地名としての「モガミ」に拘ることから始める。 音が先か? それとも 字が先か? 今日現在から2千年遡るか・それとも・4千年の昔に立ち戻るか・・・ いずれにしても、手がかりはなさそうである。 以上が究極の結論…

おもう川の記 No.24 阿賀野川と飯豊山

今日のテーマは、飯豊山(いいでさん)である。 百名山の1つであるが、かなり判らない・難しい山である。 この川シリーズで、この山系をどこで採上げるべきか?おおいに迷った。 ありきたりの事を当たり前に書くが、すべからく川の源流は山頂にある。だから…

もがみ川感走録 第1 はしがき

今日から新しいシリーズ・題して『もがみ川 感走録』を始める。 ・・・ 故 吹福寿老<=本名に代えて>に捧ぐ ・・・ 山形県飽海郡の住人にして 斎藤茂吉に連なる反戦の歌人 @ は し が き * もがみ川は、最上川である。 感走録は、何かを感じつつ・河畔を…

おもう川の記 No.23 日橋川の野口英世

川面を眺めてもの思うシリーズ、阿賀野川の上流・支流である日橋川の続編。 今日は日橋川に因む人物を語る・人物概伝の節である。 野口英世(1876〜1928 細菌学)は、猪苗代町に生まれた。 会津の地に生まれ・貧困の中で育ち・幼児期の火傷など。多くのハン…