2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

KankyoーNo.16

*放射線を考えるー第16稿 身の回りにある不都合を環境の問題と捕え、初稿でテーマを列挙し、第2稿以下で各テーマについて思いつくことを論じてきている。 本稿では、放射線洩れを取上げる。 放射能、宇宙線、電磁線、太陽風など、コトバは異なるが、いずれ…

閑人耄語抄No.49

*No.49 雨ウツギ 身にしむ寒気 うつ気分 〔自註〕 ウツギの花が咲いている、今日は氷雨に打たれたなあと回顧している。時季外れの文字使いだが、実感において氷雨を連想する寒さであった。雨にウツギと言うのもミスマッチだと思うが、実景だからやむを得な…

閑人耄語抄No.48

*No.48 シャクヤクの 花の下にて 休みたし 〔自註〕 庭のシャクヤクが咲こうとしている。花と口で言うよりも華と毛筆で書いた方がぴったりする雰囲気の豪勢な花姿である。漢字では芍薬とあるから、薬効もあるに違いない。 昨今の気象事情を考慮せず想念の中…

閑人耄語抄No.47

*No.47 ばら咲きぬ ガラスの靴を 想いけり 〔自註〕ばらは5月の半ばの今頃咲く花だ、色、形とバラエティーに富む花だ。これは音が偶然重なったようだ。 外来種であると漠然と理解しているが、あじさいの例もあるから決めかねる。薔薇とも書くから、東洋圏…

KannkyoーNo.15

*大気汚染を考えるの続編ー第15稿 身の回りにある不都合を初稿においてテーマとして掲げ、第2稿からそのテーマに関して思い浮かぶことを論じてきている。 本稿第15稿では、急遽前々回のNo.13に引続き大気汚染を取上げ補充続編とすることとした。 急遽とす…

閑人耄語抄No.46

*No.46 しろ白馬 外山春色 棚田うみ 〔自註〕 実景の描写ではあるが、文字を羅列しただけだから、、、禿げ隠しに何か語るべし。とまあ、のっけから蛇足気味である。 五月中日の前後2〜3日は、四阿山(あずまやさん)に霧氷着雪があるのを麓の菅平高原から…

Kankyo-14

*音を考える-第14稿 身の廻りの不都合をまず初稿でテーマとし、その掲げた各テーマをその後順次取上げ思いつくまま論述してきたが、本稿のテーマは雑音・騒音である。 耳には蓋がない、眼と口には蓋がある。身に備わる五つの感覚が一律一様の仕様でないのは…

閑人耄語抄No.45

*No.45 時々に 見まがうことよ 花みずき 〔自註〕 5月の初旬は、昔から風薫る時候だ。春の暮れなずむ宵に慣れる頃には、安定して南風が吹くようになる。寒さを忘れ始める頃だが、農業に関与する者は、まだ霜を忘れないように務める。生き物はリセットボタ…

No.44  オレギャット  田植えは昨日  きょう葬儀

〔自註〕 月が変って、急に夏が来たようだ。つい先週まで暖房を必要としていたが。昨夜など室内温度が30度近かった。 四季があることは死期に通ずるか、これは音声が同じなだけでなく、ちゃんとした合理的背景もあるな。身の廻りの環境激変、特に温度変化は…

Kankyo-13

*大気汚染を考える-第13稿 身近にある身の廻りの不都合を思いつくまま掲げ、見解を述べ始めてもう5ヶ月目に入る。第13項のテーマは、大気汚染(因みに初稿の項目一覧の11番目に該当する)である。 大気汚染とは、簡略に定義するとこうだ。人体を含む生きと…

閑人耄語抄No.43

*No.43 月変る 晩冬去って 初夏がくる 〔自註〕 暖房と共にあった暮らしの4月は、一日にして過ぎ去り、5月1日から初夏の装いを求められた。天気予報が予告した気温の変化は、意外にも当った。皮膚は、急激な変化にさほど迅速にリスポンス出来ないから、…

No.42  ナマ、粗大  放言徒食  有害源

〔自註〕 いざとても他人は知らず白川の夜に船行く腹の立つ時・・・・人間を長くやっていると、何故か判らない事が結構ある。 その一つに、深夜身に覚えの無い夢の途中で突然目が覚め、そのまま眠りに戻れないことがある。無理に眠ろうとしない、この心境が…