2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

閑人耄語抄−16

No. 16 荒れ野ゆく プラチナプリンス しらん咲く 〔自註〕 花の好きずきは、特にないつもりである。 だがしかし、時にアレルギーを招くものがある。満座の中で、筆者だけがクシャミ連発の専売人となり、始めは笑われて、遂には呆れられる。他人の胸中を推し…

閑人耄語抄−14

No.14 華かたち 奇抜なるかな カキツバタ 〔自註〕のっけから、申し訳ないが、予めお断りをしたい。 カキツバタ、あやめ、花菖蒲などなど、、、花の姿を見て、言い当てる自信が全く無い。残念ながら幼少からそうである。 更に昨今は、商業航空がグローバルに…

閑人耄語抄−13

No.13 ぼっとりが 匂いて 実り 豊かなり 〔自註〕 過ぎし日、白川郷を訪ねた。その時の風景を思いだしつつ、創った1句である。 格別の説明は、不要と思うが、現代は、拙速と掴銭とに邁進する風潮から、色好みは、いたって少ない。そこで、あえて、かつての産…