No.42  ナマ、粗大  放言徒食  有害源

〔自註〕 いざとても他人は知らず白川の夜に船行く腹の立つ時・・・・人間を長くやっていると、何故か判らない事が結構ある。
その一つに、深夜身に覚えの無い夢の途中で突然目が覚め、そのまま眠りに戻れないことがある。無理に眠ろうとしない、この心境が達人の領域かもしれない。本を読むもよし、心に浮かぶままを句にするまたよし、そんな事情で出来た次第である。
要は、自分の真の姿をありのままに述べているのだが、まともに考えればひたすら恥じ入って隠すべきことであろう。
何せこの句の導く結論は、ゴミのような我が生きざまを、単に言葉に置換えただけなのだから、、、