カイゾク研究

+第10稿(実は第11稿) フィールドワーク報告の最終稿です。

さる5月22日由利本荘市において実施した調査の後半である。菖蒲公園での濡れ浜稲荷の山の神石碑を実見した後、調査団は、古雪中島を実見するべく移動した。子吉川の下流本荘市中心市街から日本海合流地点までの間に、存在するはずの中州を求めて、ゆっくり…

+第8稿(連続第9稿)ただし写真資料編

第1図=山の神(表) 第2図=山の神(裏の1) 第3図=山の神(裏の2) この資料に関する本文記事は第9稿(連続第10稿)にあります

+第4稿

秋田市の南約40キロ山形県酒田市の北約60キロに位置し、日本海に面した地方都市に由利本荘市(=ゆりほんじょうし)がある。この度の平成合併で行政名称が変わり、頭に「由利」の2文字が追加された。同市の周辺が由利郡であったためであろう。このよう…

+第3稿

オーストラリアのメルボルンにキャプテン・クックの生家があった。2005年の春、例によっていつもの、サラリーマンの慌ただしいパック旅行で行った。日本人ガイドは、とにかく良くしゃべる人であった。海外旅行はいつも移動のバスで熟睡してしまう。折角の遠…

+第3稿=本論の2日目

筆者は、99年はじめてハワイに行った。太平洋に浮かぶ孤島が、観光の一大拠点になったのは、ごく最近のことだと思う。航空輸送の大衆化、もっと具体的に言えば、ジャンボ・ジェット機の出現した以後に起こったことである。大量輸送機の定例運行と離島の観…

+第2稿=本論の2日目。

さて、クックと筆者の関係だが、10年前に遡る。1996年カナダに旅行した。事前学習はしない事にして、いつも予備知識なしで、現地に飛び込み、そこで疑問や関心が沸き上がったら、その事について詳しく知ろうと努力する。勤務の関係で、最大でも連続9…