じじぃ専科No.6

No.x 増税で ますますモヤシに 頼る日々
【ジジィの横睨み】
自家消費専門の栽培農園主ではあるが、全天候防御のための施設を持たない露天農業なので、モヤシは日々買う生活ではある。
今どき、100円コインで買ってツリをもらえる単品商品はまず見当たらない。
かの有名なる物価の優等生たる卵ッち?にひけを取らない。
まだある。知る人ぞ知る究極の生鮮野菜である。
なんせ、モヤシは半日と持たない。脚が早いというか?止瀉薬も歯が立たない素早さだ。
我が家のさっぱりした?スカンピンのモヤシ依存の消費日常をさらけ出してしまい、首すじがますます寒い。
【じじぃのナナメ走り】
増税とは、あらためて断わりをいう必要もない。4月から始まった消費税引き上げの事だが、現代ニッポンの商売人は、もっと凄まじい。
今行われていることは、便乗値上げそのものである。
そもそも小規模小売店舗は、自らが受け取る売上代金の中に含まれる消費税部分は、それは本来国に納付すべき一時預かり勘定なのだが。最初の消費税導入時の杜撰な立法措置で、預かり税を個人のフトコロに入れる異様事態が認められてしまった。
おそらく公然たる脱税の公認措置であり、一国の正義が廃れることの嚆矢であった。
その意味でも、今回の消費税増税措置は、政府・与党による自らの支持者集団に対する理不尽な暴利の付替えとなっている。
この場合の付替で、その原資の出し手=ものを買う消費者つまりオール国民であり・受益者は、濡れ手にボロ儲け=3%無努力増収となる個々の小規模小売店舗&本来的増税分受取機関たる国税である。
ここに来て3%無努力増収が転がりこんできて濡れ手にボロ儲けに味を占めた集団は、内税・外税別表示の曖昧さに悪乗りして、更なる駆込的ドサクサ便乗値上げを行う者が出ている。
あらゆる場面で煮え湯を飲まされる素手・丸裸の国民群は、この手の敵性悪徳政商たる伊丹屋や松笠屋や越中屋の下心を見抜き、ボイコットの対象にすべきである。