遠山の  雪むらさきに  花曇り  外山サクラか  はたまたコブシ

〔駄足] 4月26日は、岩手県平泉の地に居た。雨にこそ遭わなかったが、その不安はいつもあるような日だった。念じて遥か遠くから駆けつけたが、念願のサクラには、今少し早過ぎた。まして枝垂れ桜は、更に遠い感じだった。
移動の途中、車中から遠望した手前の山並み(とやま=外山と書く)に見える、白い花は山桜であろうか?それともコブシの花であろうか?
問題は、山桜とコブシが同じタイミングで、開花することがあるかどうかだが、この時と平年との間に、ずれがあるのか無いのかも気になっていた。
今年の彼岸過ぎてもの気温の低さは、どこの土地でも、いつもの春とはいささか趣が異なるようだ。
梅・桃・桜の順にかかわらず(所謂例年の開花順列だが)、時に転倒したり・時に同時に開花する例を多々観てきたが、この地の開花順列はもとより知らないので、確定的な事はもちろん言えないのだが、、、、