泉流No.90 5月

* アオテアは  若い緑の  薫る風
〔駄足]  昨日のお昼時、目の前にあったキャンパス風景をコトバで描いてみた。
若緑の新芽の小高い木の枝越しに見える青空と白雲は、久しぶりの好ましい世界であった。
時間はとうに1時を過ぎており、空腹を訴えながらも、暫らくお預け状態で1句を纏めた。
アオテアは、知る人ぞ知らない。何故なら日本語ではない。
マオリのコトバで、「青い空・白い雲」に当たる意味だと習った。
一度きり訪ねたニュージーランドだが、アオテアと言うコトバにふさわしい景観がたっぷりの、ユートピアであったと記憶する。