泉流No.78 雪の幻

* まどろみに  桃の花咲く  雪の原
〔駄足〕 今朝もまた、雪掻きを覚悟して、起き上がり、外を窺った。
目の下の車の屋根は、一面に白かったが。よく見ると、空は晴れており。積もり方が少なく、ホッとした。
結局、雪掻きは免れた。が、しかし、気が抜けたのであろう。昼前と言わず、昼過ぎと言わず、採り貯めのテレビ映像を再現しながら、何度も何度も起きては、まどろむ。そんな一日を過ごしてしまった。
メディアは、雪の中の梅の開化を報ずるも、同じ紅色ながら、目蓋の奥に出て来た色は、エンジ色?系の桃だったような気がする。
〔駄足の蛇足〕
未成稿です