泉流No.72 再び雪掻き

* 留守でない  証しに雪掻く  ヴォランティア
〔駄足〕 大雪注意報がまたまた出たとかで、今年はよくもまあ雪が降る。
素人の勘違いとなるであろうが。筆者は、この冬からマウンダー極小期が始まった。ことにしている。
その指摘が、妥当であるか否かの判定が、仮に科学的になされたとして。結論に至るのは、おそらく早くて30年。仮にもっと長期に継続したとしても、小氷期と言い直す機会もないだろう。
何故ならその頃には、存命していないから。
物理学から、宇宙とか、地球とか、の修飾語が消えて。単に物理学となってから、始めて到来するマウンダー極小期であると思えば、極めて歴史的な雪掻きを日々体験していることになる・・・・ならないかな?
さて、句の意だが、
この地で、これほど繁く雪が降る事は、数十年の昔ならばさておき、近年は珍しい。
そこで、家の前の雪掻きを終って。やれやれ済んだとばかりに顔を上げて、家の方に向き直る。と遥かな展望の中に、雪掻きされてない風景があった。
家に入る前についでとばかり、行って雪掻きした。
ただ、それだけのこと。
〔駄足の蛇足〕
その時その昔、札幌に住む友人から聞いた話を思い出したので、そうしただけだ。
雪掻きをしてない事は不在の証明だから、降雪期は旅行に出られないのだそうだ。
空き巣狙いには、恰好の目印なのだとか、、、、
そう言えば、大雪の時にどこにも行かないのは、確かに一石三鳥のメリットがある。
まず生命を守り、次に家屋を倒壊から守るべく雪を下ろし、雪掻きに励むことで。無駄な?出費を回避。
雪国に生まれ大都会に出た子達が、この時期結婚式を挙げるべく企画しても。故郷の親族・学友どもは、祝い金のみ送り、顔を出さないとか・・・・
もちろん、往きか還りかの交通が遮断されて、救援隊に掘出される。そんな役割を果たすまいとの心がけでもある。
驚く勿れ、3人寄れば1人は救出劇の参加体験者であるから、いかにもこの国らしい