わたくし的21世紀予知試論・第11稿

わたくし的21世紀予知試論は、1日から始めたシリーズだが、今年起きた出来事から、21世紀を明るい世紀にするきっかけとなるであろう予知現象を3つ掲げた。
今日から予知現象の3つ目。大坂ダブル選挙=自治行政の変革を促す大雪崩の基礎となる事象=について述べる。
のっけからお断わりしておきたい。筆者は究極の雑音源の一つでしかない。大阪府にも大阪市にもこれまで住んだことも、働きの場としたこともまたない。
この度のダブル選挙は、21世紀日本を根底から組換える、きっかけとなる大雪崩の始まりと受止めたい。
大雪崩が収まった時。それは日本中が「都」になってしまっている。
その時国の果たす役割は、既にしぼんでしまっている。
3階段式の行政機構が2段階に整理統合され、合理化が完成した姿である。
なお詳しくは,拙稿”サイト君”の故国=サンクの統治システムを参照されたい。
即ち、中央省庁の解体が実現し、国の果たした役割が道州なり、併合成った後の府県改組行政体なり、に移管されるのだ。
そうして、実質的に国が消えてしまわなければ、列島の戦後は半永久的に来ないに違いない。それはまた、ジャパン・ナッシングなる不愉快な引導が、正確な未来予知として、ほぼ確定することを意味する。
閑話休題
 3.11東での大天災と大人災・・・11.27西での大変革
この2つの「大」事象=予知現象は、一方は人類史・技術史を書替える規模の。そして他方は日本憲政史を揺るがす規模の。それぞれ起爆弾・大雪崩の第1波である。
3.11については、既に本稿のNo.1〜5で触れた。
そこで、ダブル選挙だが。事に当たる中核の人物は、行動力の面でも,この国では希有な個性を備えているようだ。つい別に起きた過去の人をつい連想してしまう。
妙ないきさつからヒョイと出てきたミスキャスト首相のことだ。提案した法案が参議院で否決されたことを、【奇貨】として衆議院を解散した。奇人にして奇行をなした、あの人である。
ここで念のため明記しておくが、上述の表現=『妙ないきさつからヒョイと出てきたミスキャスト首相』なる言い方は、決して奇を語るための奇を衒う<きをてらう。ト読む>表現ではない。
そもそも敗戦の時点で、つまり君主制から民主制に移行した段階で、地域行政の大部を国から剥がしておくべきだったのだ。奇人選出のメカニズムは齢143歳の制度疲労がもたらす悲劇でもある。
行政府、それも人口1億超規模のメガローガヴァン、の執行責任者を、国会議員による選出(=間接選挙としておく)し続けて66年もの長い時間が経過した。
明らかな制度疲労である。時代錯誤の憲政システムを闇雲に維持しておればこそのミスキャスト登場なのである。
彼を選出した仕組は強モノではあるが、明治143年の今も生きる化石的存在であると言うことができよう。
ここで誤解しないでもらいたい、この連想はあくまでも筆者にもたらした幻想でしかない。
こっちの人は、地域の住民から直接に、しかも主張がダブルに支持され、当選した選挙勝利者である。過去の人の方はミステリアス間接選出、重みが違う。
今日はこれまでとします