バリ&ギリ南洋見聞記No.21

今日からウブド市内の印象を述べる。
とにかく暑い、人が溢れている、商売にしたい熱気が渦巻いている。だから、こっちが疲労する。
旅の話題も食・住・衣の基本三つ揃い?に尽きる。
B & Bと言っても格別格好よくないが、ベッドと朝ご飯付きの民宿。部屋の前の廊下、少し体裁つけて呼べば、屋根付きバルコニーで食べる朝食は、一言ゴージャスである。と言っても、メニュウでなく、気温を忘れて屋外で食べる環境のこと。この時期は乾期で雨は全く降らない、屋根はどうでも良い。
大気がさわやか、暑さも寒さも無縁 快適だ。
定番朝メシ<1パターンのこと>の中心料理?は、3〜4種類の南国フルーツ。それにトースト1枚、ホット紅茶だけ。
メインのおかず?は、バルコニーの前の緑の庭と、その奥に広がる田んぼの佇まい。つまり普通に考えれば、実に寂しい朝ご飯だ。
庭から田んぼに続く、眼の前の景観は日本にない。それに何もしない静かさと明け方から3時間ほどの大気と空の移り変わりは、十分な味ツケだ。
南国の朝ご飯、今でも脳裏に浮ぶひとときだ。
終り頃、帰国に備えてリュックの中を点検・整理。なんと、焙じ茶ティーバッグを見つけた。家内がしのばせてあったものらしい。そこで1句
  遥かにも  妻をしぞ想う  香りかな
昼と夕食は、空腹に押されて出かける。
原則として現地の人と同じものを食べる。日本料理や西洋レストランもある、週に6.5日素通りだ。
主な理由は勿論懐勘定。
それでどうなる?答は、日本人と全く出逢わない。
日中のジャラン・ジャランで、結構見かけたが、、
島は四方を海に囲まれ魚類は豊富。よく食べた。
しかし、うまく説明できない。市場に行っても、生で売っている姿を見なかった。
そうだ、肴の扱いは、日本が最高としておこう。
聞かせるべき料理話は全く無い、エビ族の激貧旅行はグルメに最も遠い位置だ。
食は以上です。明日は住について語ります  


頭上にバリ桜?が