泉流No.39 ギュウの肉

* 役人よ  天国ごっこで  ギュウを食え
〔駄足〕某国営放送の解説者が,誰も予測できなかった麦ワラ云々と言うのを聞いた。牛肉から放射能が検出された件の続報解説である。
この人もやはりお役人だ。勤務先は法に基づく事業体だから。ここは長々でもキチンと角を曲がるとして。国営放送事業は、国民から受信料を徴収する=第3番目か5番目の税金だ。税と呼ぶのが嫌いであれば税に準ずる公課である。それで間違いない。
天国に暮らす役人と大して違わない立場の解説者。
杜撰な解説を真に受け続けたら、太平洋の底に一層早く深く沈んで行く事であろう。
天国に無縁なワットなど、俗人だからこそアホな報道は見過ごさない。生来薄ら馬鹿に生まれ育ち。持ち前のボウ耳で、そのまんま頭に入れたらサラ馬鹿になってしまいかねない。概ね初耳だったけんど,,,
宮城県の農家が有機栽培で良質なワラを牛のために作っているとは知らなかった。高級肉牛がそれを全国規模で食っていることもまた知らなかった。・・・栽培・畜養タイアップ農政?だって・・・日頃牛肉を食べないし高級牛肉に至っては食べられないのだから
そもそも行政は、後楽・先憂の心構え、治にあって乱に備える用意周到こそが本来の役回りであるはず。
事が起きてしまってから、通達は出してある。では、無責任のそしりを免れえず。何事も後手後手。アト出しじゃんけん常勝役人=天国ゴッコと悪口を言われるのは必至である。
だが、俗人ワットの頭の中に列島の空間配置は概ね入っている。
茶葉で先日騒がれた静岡県は、東京乗換だと。
此度のワラづくり宮城県は、隣接フクシマだと。
この程度の地理感覚の無い国営解説だと、永久に救われず、太平洋沈没は必至である。
俗人大衆と天国住人の役人サマとが、ウチなる平和を金科玉条に何事もなくシマグニに同居して。税を担う者と税で養われる者とが仲良く暮らす平和なシマ。それはママゴトならぬ天国ゴッコとしか呼べない。
教科書歴史観ベースに大河ドラマそのまんまコピーに染まる洗脳ロボトミィー史観がごろごろ横行する、それを戦前皇国史観・戦後恍惚史観と唱えるそうだが。
無条件降伏の敗戦66年目にして再来した悲劇=今度の地震津波が明らかにした近未来の悲劇は、列島全没なるまったく救いのない破滅なのだ。
俗人はまた物忘れも悪いぞ。
牛肉にBSE災禍なるものがあった。
さては、総健忘症なる国民性を踏まえてのメイ解説と言うべきだったか?
BSE問題では,大いに騒いだ。
騒ぎが過ぎて,何も対策を講じなかったんだっけ?
講じたが,役に立たないものをその場凌ぎに、、、?
それまた、全く天国ゴッコ。
役人の役を演じているだけで、行政の守備姿勢が何たるかがまるで判ってないようだ。税金を無駄遣いするわ、タテワリ・デマケに血道をあげるわ、ママゴト演技感覚しか持合わせない、社会のお荷物だ。
もう奴らに任せておけない。
食肉業界は、自発的に全量について全項目検査を行えば良い。トレーサビリティーも川上から川下まで、何事も隠す事なく、情報公開すれば良い。
それが、事業者本来の務めなのだ。自己責任・民主主義にも叶う。つまるところ業界は、頼りにならない役人やクニにこれ以上頼るべきでない。全てを自主的かつ自発的に立ち上げ、あらゆる責めを担うべし。
それで販売価格が上がっても消費者は納得してカネを払うであろう。
何故なら、地域主権同様事業者自立が実現した暁、税負担は減っている。アト先とんとんだ?