泉流No.39 アサガオ

* 子を乗せず  朝顔鉢載せ  チャリが行く
〔駄足〕昨日ラジオでNHKの子供相談室を聞いた。地域によっては夏休みに入ったらしい。昼過ぎの散歩で,当地もそうだと実感した。
最近のママチャリは前と後ろに分散して子宝を積込み、背中の赤子を含めれば、総勢4人の1家(母子家庭か?)が一度に高速移動できる仕掛になっているらしい。まだ見た事がないのだが、、、、、
子が乗るべき後ろの席にアサガオ鉢が載った自転車が眼の前を横切る様を見た。子供はどこにもいない。この道行くアサガオは何なんだろうか?
疑問に思って,帰宅後口に出した。
たちどころに疑問は氷解した。この地の小学校は、夏休み前にアサガオ種を鉢植えし、それを終業式に自宅に持帰り夏休みの期間中、観察しその記録を始業式に提出するのだと言う。さすれば、この50年変化なく理科教育は定着しているらしい。
アト50年も生きられれば、空飛ぶアサガオが見られるかもしれない???
〔駄足の蛇足〕自転車は、小学生の母親らしいややデブの女性が、悠々と漕いで行く横と後ろ姿を見ただけ。つまりそこに居るべき肝腎の当人が居ない。
終業式後の持帰りを忘れて自宅に手ぶらで帰ったであろう当人のことである。果たして男の子か女の子か?
さもありなん、子を語るに親よりしくはなし