閑人耄語録ーNo.60

* 秋アカネ  落した涼風  拾って来ぅ
〔自註〕昨日は、台風が眼の前の海上を通過したが、台風の眼が近過ぎた?のか、大雨というほどの降りではなかった。
秋アカネは、この頃畑で見かけるトンボだが、空が高くなったせいか、鮮やかな赤が眼につく、、、、
トンボそのものは、もう1ヶ月も前から、眼の前を飛んでいたが、暑さと闘うことに精一杯であったのだ。
日中はいうまでもなく、依然腹立たしい暑さだ。
せめての朝晩の涼しさすら、その到来がもう4週間程度遅れている。秋・冬野菜の植付けを済ませようかどうか、迷いつつ暦だけが、進んでしまっている。
秋風の運び手であるトンボが、今年はどこかに涼風を落してきたようだ。
来ぅ<こう>は、当地風の方言であろうか?
おぼつかない。