耄想陸行録 シリーズ第1稿

* 秘めてあるか  探しに行かん  花ごころ
〔自註〕 今日から新しいシリーズを立ち上げることとした。シリーズのタイトル『耄想陸行録』因みに詠みは「もうそうろっこうろく」とした背景を手短に述べる。
まず、閑人耄語録との関係だが、従来からあるシリーズは、国内詠を。新シリーズは、海外詠中心とする区分のもと、並行させる計画である。
つぎに、新シリーズの名称だが、この度の約3週間に及んだユーラシア大陸東部への出張を契機に想起したタイトルである。
三つめ、海外詠を創始する背景だが、外遊洋行先がこの度の廻廊半島通過入国で25か国・地域、つまり1クォーターに達したことを契機としている。因みに最初の海外渡航は33年前であった。羽田からJAL機で出国し外貨持出制限が500ドルであったくらいの記憶しか無いが、そのエアーライン会社も先般法的清算に入っていることを思うと、隔世の感一入である。
まあ、弱いアタマの長口上は、これくらいにするとして、詩についての註を述べる。
世界の中心にあり、「華」なるクニであると自称するゾーンが、この度の出張における主たる訪問先であることを忘れないようにするため、最初の句としておいた。
秘すれば花なる銘言が頭に浮かんだので、そのままコトバに出した面もある。
今日はこれまでとしますが、こんな体裁で続けます。