閑人耄語抄−1

去る2月17日、北陸の海沿いは、朝起てみて、驚く程の雪であった。
  花粉症  くっさめオトコが  雪もかき
(自註)
花粉症の本命は、スギ花粉らしい。この30年、この国では、メディア歳時記の定番と、言って良さそうだが、それ以前は、存在しなかった疾病なのか?それとも、存在したが、さほど注目されなかったのか?いずれなのか、いずれでもないのか、、、、
早い地域では、節分の頃から、アレルゲンの花粉が飛散し始め、その量が例年より多いらしい。
そのことは、もう春よと。新しい季節の訪れを意味するものだが、心の季節モードを切替えてしまってから、冬将軍が暴威を振るうのは、時計の針を戻されるような、ダメージを感じる。
花粉症なのかどうかは、さておき、鼻ずるずるの、、、要するに、不細工なオトコが、雪掻きをしているのだが、
連続クシャミのしぐさと言ったら、もう笑うしか無い。かいているのは、雪ばかりか、恥の方でもある。