ジジィ専科 No.2

@ 明日よりは  キャンサマリアびとを  探す旅
[ ジジィの横目睨み 〕
どちらかと言えば、無宗教に近い生き方である。
よって、宗教とか・信仰とかの常識を欠く。あまり広言する話題ではないが、行きがかりから述べておく。
そのように伏線を敷いておくと、たいていの人は吾が生き方が、よく理解できるかも?
つまり、積極的に遠い。
どちらにしても人口統計上の生産年齢を遥かに通り越した・堕落人物群に属するタイプだろう。
そのとおりである。
大方の列島人は,正面からその人物を捉えようとしない。周囲を嗅ぎ回り・集めたデータをもって”特定の人物型”に押込む。
それがこの国の賢い人の?処世術ではないだろうか?
句にある=キャンサマリアびとは、聖書にある「サマリアびと」の前に、「キャンサー」をくっつけた。
粗製濫造のインスタント造語である。
ベースにある聖書知識も覚束ないし,心細い。
いささか自己流の解釈では、やや厳しい境遇にありながら、もっと厳しい環境に身を置く弱者に救いの手を差し伸べるような人物。それが「サマリアびと」であると。ここではそう考えている。
[ ジジィのナナメ喚き 〕
宗教も信仰も明確、決まった職業と確たる住宅を持つ。
傍から見ていて”属性が明快”な人物が、この国の期待される人間像であろう?
そこを判っているようで、判ってないし、事実果たせてないのが筆者である。
先立つものを十分に持たないので、未だに借家から借家へと漂白した暮らし。
定年後は、更に一層”所属”が不明確である。
官憲発表では、おそらく 住所不定 無職 〇〇 と括られる人物群に含められるに違いない。
それがまた、今度は、身から出た錆で。更に延命措置を受けるべく、しかも,できるだけ保険診療が享受できる道を探そうとする,まさに困難なさすらいびとである。
閑話休題
保険は、素人目にも判る単純な仕組である。
3つの役割を果たす人から成る共同事業である。
3つの役割”びと”とは、カネを出す人、カネを受取る人、そしてカネを扱う人から成る”三スクミ”構造でもある。
医療保険の場合、 ○ カネを出すだけのヒト=若い人・健康な人・忙しく立ち働き患者になれないヒトなどである。
         ○ カネを受取るだけのヒト=医師と看護師と薬剤師と製薬業者がそれだが、一部のヒトが一時的に第1グループに回ることがある。
         ○ カネを扱うヒト=殆どの保険会社は組織体、日本では厚労省が担当する。
日本の医療保険は、国が運営する官営の保険料強制徴収の制度保険であるから、医療審議会なるものを隠れ蓑に官僚が好き勝手をやる。
そんためか?全く繰回せない事態になってしまって、久しい。
この場合の好き勝手とは、『カネを出すヒトの意見もカネを受取る人の希望も共に全く無視する』現実のやり方を指している。
統計が無いから、この国には『医療難民』が,どれくらい居るかが判らない。
『医療難民』のうちの”ガン難民”は、ほとんど救われない立場に置かれている。
病気は身から出た錆だと言われれば、ある意味その通りだが・・・・・
キャンサマリアびとを求めて彷徨うヒトは、ほんの氷山の一角と言われるそうだが、たとえがおかしい。
氷山はほぼ透明に近く、中が見える。対する制度医療は黒い巨塔だ。中味も実態もよく判らない。
判っていることは、厚労省官僚と医療審議会との関係が、公金横領に限りなく近い利権構造を形成していること。
そして、カネを出す側のヒト=つまり医療サービスを受ける側の最大多数国民が、いつも時代遅れの劣悪な診療にどっぷり浸かりながら、何処にもその不満をぶつけることができないことにある。
それこそレンタカーでも借りて、天安門だかの毛沢東肖像画の下にでも突っ込みたい心境だ。
まるで心境ウックル属よ・・・・判らねえだろうなあ? 新疆ウイグル族とは無縁だかんね
制度医療が一方的に決めた・強制される固定プログラムを標準治療と言う。
それから外れた先進諸外国並の治療を受けようとすれば、自由診療になってしまう。
自費診療の本人負担は、これまた計算が難しい。利権構造とは情報を秘匿し情報を独占管理する仕組を言う。
あえてざっとアバウトの計算を試みる、3割保険診療支払額の約20倍になりそう。
ここで、〆だが・・・・
厚労省の官僚人件費などを全部国費負担に切替えて、浮いたカネと保険料収入の全額を支払医療費に充当せよ。
そうすれば、医療サービスにかける真水のカネを増やすことができる。
あそうそう、厚労省を発音記号どおり仮名書きにしてみよう・・・こうろうしょう・・・
なんと ” う ”が、3つもある。多過ぎるから、前の2つを消してしまう。
・・・ころしよう・・・と読めるね。
あまりに現実に近い ”読み方になった” のだった。 
あいつ等は 殺しようばかり 考える
あぶない アブナイ